ハゲマルドン

2004年7月5日
やんしっす。
俺はついに人間の最終破滅的な状況を目撃してしまった。
人はどうしたらあのようなことを起こすことができるのであろうか?
初めて人を9階から落としたいと思った。

時はさかのぼること7/4の日曜日だった。
俺は前日にしこたまお酒を飲み過ぎたせいで、
頭がガンガンしながらモッチーに行ってマダム達を昇天させていた。
その時、今回の主犯となるべく男はなみはやにいた。
そもそも、前日の飲み会で「チューチュートレイン」というNGワードを
叫んでしまったために避難を浴びてしまった俺だが、
よかれと思ってやったことには、間違いない!
その後も二次会でベッカムを飲み干すことができなかったのも悔やまれるものだ。

そう、そして日曜日になった。
モッチーが終わり次第、梅田に向かい、いざ戦場へ向かった。
ようやく俺はつぼ八に着いた。

ついに、バトルがスタートした。
右を見ればチャンプル、左を見ればこーHEY!
しまった!席をミスったみたいだ。
しかし、そこはやんしー!幾多の苦難を乗り越え、ハッスルハッスル!
お酒も進み、T1がこのように俺に謝りに来た
「本当にすみません。恥です。あいつは恥です」と。
確かに恥だと俺も思っていたが、今日はそれはいいとしておこう。
その後にあんな大きな事件があったから、全ての出来事がかすんで見えてしまう。

飲み会も終わりつぼ八を出た頃にはそのチャンプルはグデングデンに酔っぱらっていた。
一人では立ち上がることもままならない状態だった。
やっぱり、あの時梅田に捨てていくべきだった。
いや、俺は断固「こんな奴、梅田に捨てていっても、誘拐とかされないから大丈夫だよ」と言っていたのだが、親切なみんなは何とかしてタクシーに乗り込ませた。
そう、ここから全ての歯車が狂い始めた。
俺はタクシーの運転手と「時速60キロの車から人間落としたらどうなるんですかね?どうなるのか、チャンプルを落としてみて確認しましょうよ」などといった会話で盛り上がっていた。
そう!その時、悲劇は起こった!
「ゴポゴポッ、ゴボッ。ウオォォエエェエエーー!」
俺の隣から人間の声とは思えないうめき声が聞こえた。
と同時に、俺のズボンがぐっしょり濡れていた。
そのときは運転手も聞こえていなかったみたいなので、
何とかしてうまい具合に切り抜けようと思ったのだが、即座に
「ペッ!ペッ!ウオオオッッォォオォォェエェエェエ!」
あれだけのヴォイスを出されたなら誰でも気づくっちゅうの!
しかも、俺のズボンがよけいにぐっしょり濡れるし。
そう、隣のチャンプルが自分の口からチャンプルをはき出していたのだ。
タクシーの中で。
まさに、前代未聞、阿鼻叫喚、短小包茎、一生童貞!
タクシーの運転手に平謝りをした。
何とか弁償をしてその場は丸く収まったが、
どう考えても、多くの代金を弁償した気がする。
だって、弁償代をもらった運転手が笑顔だったからだ。
あれは、「しめしめ、ゲロをかけられるくらいなれてるから大丈夫っちゅうの。あのチャンプルのおかげでもうけさせてもらいましたよ」と心で思っていたはずだ。
まあ、その時はチャンプルに対してブチ切れの俺は運転手にこう頼んだ。
「こいつを時速100キロで引いてやってください。人が引かれる瞬間を見せてください。」
と頼んだんだが、してくれなかった。

チャンプルはというと、タクシーから引きずりおろされて、その場で寝込んでいる。
今度こそはその場で捨てていきたかったのだが、のりともさまのマンションの9階から落として、本当に人間は9階から落ちても生きていられるのかどうかという
「I CAN FLY!検証実験」
を行うことに気持ちを切り替えた。

しかし、のりともさまの家に向かう最中のエレベーターの中で最大の事件は起こった。チャンプルが急に目を見開き、バネッティーニの顔面に向かってストレートを放った。
不意をつかれたバネッティーニは悔しくもパンチを喰らってしまい、鼻から血が滴り落ちてきた。
なのに、なのにだ!チャンプルはまるで自分が被害者かのように俺は悪くないみたいな振る舞いをしていた。
「こいつは、9階から落とさなければならない」
俺はそのとき強く心に思った。

その後、のりとも邸で休んだのだが、人の家の壁を殴り続けるという奇行を繰り返していた。
頭皮から脳みそがしたたり落ちたのか?
今、日本中で3本の指が入るぐらいの、いやもとい、3本の指に入るぐらいの最低人間に間違いない!と思った。

朝起きて、チャンプルの顔を見てうんざりしたのは言うまでもない。
しかし、朝っぱらからゲロの着いたスーツを着て、七三の崩れた髪型で新大阪を歩いている人間を俺は見てしまったのだが、人生捨てた人間としか思えない姿だった。
確実に警察に補導されたことであろう。

まあ、お酒は飲んでも、飲まれるな。
おっぱいは揉んでも、乳首はしっかり甘咬みしてやれ。

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