世にも奇妙な物語

2004年6月28日
やんしです。今日は、ある日の出来事から人生がすべてくるってしまった一人の青年の話をさせてもらいたいと思います。ストーリーテラーは私やんしです。

そう、これはさえない一人の青年の物語です。その青年の名前をG君(仮名)としておきます。その青年は何をしてもさえない人間でした。彼が大学に入学した時のエピソードがあります。

彼は入学したてのとき、部活、サークルめぐりをしていました。そこで、後に彼の人生を大きく左右する部活とめぐり合うことになりました。ある日、彼が現在所属している部活の新入生歓迎飲み会に参加したときにその事件は起こりました。ただでさえ、新入生を歓迎する時期はいろいろとおもてなしをされていたはずのG君は何を血迷ったか、飲み会にお金を持ってこずに現れました。タダ酒でも飲もうと思ったのでしょうか?しかし、そこはやさしいやんし、G君の飲み代を立て替えておきました。今思えば、このときすでに彼のずうずうしさが現れていたのかもしれません。

後に彼は大学の授業で語学を選択することになります。彼が受けていた語学の講義には彼好みの女の子がいたらしく、女の子に自分のいけている部分をアピールするために、勝負服を毎週その語学の講義に着ていっていたのです。しかし、残念ながら、その女の子はG君と出会うのはその語学だけなので、G君は毎日同じ服を着ているのかと思い、次第にG君を避けていくようになったのです。そして、そのときの勝負服こそが、かの有名な、赤のタートルネックのセーターに茶色のコーデュロイのパンツです。そうです、まさかのコーデュロイパンツクリーニング事件のときに大活躍したあのパンツです。

そうそう、大学一年のときと言えばいろいろありましたね。「博之はいません」事件から発覚した、お正月デート事件。このときは映画の時間を調べずに映画に女の子を誘ってしまったために、ちょうど映画が始まった5分後ぐらいに映画館に到着するという気まずい空気を作ってしまいました。そして、その時間を埋めるのに、カフェにでも入っておしゃべりをすればいいのに、デパートの千佳、いやもとい、地下で買ったパンかワッフルか何かを寒い冬の木枯らしが吹く街中で食べながら時間をつぶすという奇行を振舞ってくれました。イヤー懐かしい。

そんな、そんな、そんないけていない男がまさか、あんなことをしてしまうなんて。女の子から携帯の番号を聞くことができただけでその女を落とすことができるものだと思い込んでいたあの男が・・・・

時はさかのぼること2,3週間前かな?
そのG君はお酒を飲んで酔っ払っていたといううわさだ。
お酒で酔っ払ったことをいいことに一緒に飲んでいた女の子に片っ端から「俺ってこう見えても遊び人なんだよね。今まで、両手両足だけでは数え切れないぐらいの女の股を開いてきたんだよね。どう、今夜僕に緊急手術されたくない?」と即110番行きのセリフを言っていたらしい。そして、酔っ払ってろくに返事もできない女の子を見ると即座に彼の頭にこのような言葉がよぎったらしい。「今ならイケル。」

ここから先は彼の中では記憶がなくなったことにしているらしいが、何はともあれ、ラブホテルに連れ込むことができたのだ。読者のみんなは、今までの話の流れから彼がまるでテクニシャンかのように思っているかもしれないが、彼はまさしく、この日まで貞操を守られていた人間であった。そのような彼がまさか、まさかである。後日、彼はお酒の席でこの日の出来事をこう語っている。
「バキュームだよ、バキューム。バキュームフェラされちゃったよ」
まさかである。しかし、ここで筆者はひとつの疑問点にぶつかった。おセックスを今までしたことがない人間が、そう、つまりフェラチオなんてされたことのない人間が普通のフェラとバキュームフェラの違いなんてわかるのであろうか?何を以ってバキュームと感じたのだろうか。いまだこの点だけは謎だらけで答えは出ていない。
そして彼はついにつぼみが開花し、ようやく甘美の雄たけびを上げることになった。

ここから先は筆者の独り言と思って聞いてもらってもよく、また、事実と思ってもらってもよい。
今までのさまざまな経験から言わせてもらうと、彼はその日の晩おセックスなんてしていなかったであろう。酔っ払っていたのは事実かもしれない。そう、『酔っ払っていた』この一言が大きな意味を含んでいると思う。つまり、その日の晩の彼はこうだったのではないか。
酔っ払った勢いでセクキャバに行った。しかし、酔っ払っていたので目の前におっぱいがあるということしか認識できていなかった。その後、ドンキホーテに立ち寄り、大人のおもちゃ館に入り、ローションつきオナホールを購入。セクキャバの女の子のおっぱいを妄想しながら、八幡神社でオナホールを使いオナニー。そのオナホールがあまりにもフィットしていたため、されたこともないフェラチオを想像しながら、独り言のように「バキュームだよ、バキュームされてるよ・・・・」とつぶやいていた。そこに神社の神主(推定65歳の熟女)が来て、興奮した神主がスワッピング。

間違いない!

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