吸った揉んだ(前半)
2004年2月20日イヤー、久しぶり、ヤンシ改めαオスっす!
最近忙しくて全然書き込めなくてごめんね。
久しぶりに暇(というわけでもないんですが)な時間ができたし、
ちょっとしたネタができたので書き書きコキコキさせてもらいます。
前半は軽い愚痴、後半は重大発表と、最近の出来事ってな感じです。
まずは、前半。
そう、前にも言ったように、
今、研究室は卒論シーズンでして、
修士一年である僕には関係ないのですが、
4回生の卒論の手伝いをしてあげているのです。
それも、去年僕は上の人にたくさんお世話をしてもらったため
今年は自分が恩返しのつもりでしようと思ったし、
4回生にもいろいろいまして、アドバイスしても
「いや、こっちでいいんです。む、こっちの方でいきましょう!」
と、何の根拠もなく、自分の意見を押し通そうとする子、
そんな子は、最終的にこっちの意見を何も聞いてくれないので
「じゃあ、そうしなよ。でも、自分の考えをちゃんとまとめておかないと、後から大変だぞ。」と、アドバイスしておくのです。
そんな中、とんでもない子がいるのです。
ここからは時間を遡ってお伝えします。
・論文提出2時間前
ようやく、一通り書き終えたが、誤字脱字などのチェックもできず、
仕方がないので、ぼろぼろの論文をプリントアウト。
このときの俺の起きていた時間、
24時間以上、その4回生の起きていた時間20時間未満。
・論文提出6時間前
ここになって、論文に貼り付ける実験結果のグラフを作っていないと言う。
慌てる俺。しかし、慌てない4回生。
「いや、まてよ、前に(4時間ほど前)グラフの作り方を教えたはずだから、
5分もあれば作れるはずだ」(心の声)
「グラフなんて前に教えたからすぐ作れるから、早く作って、
それから、グラフの傾向を見ながら考察を書かないと。」
と俺が言っても、
「いや、結構時間がかかるんですけれども。」
「だから、前に俺がサンプルであげたグラフの作り方があるから、
あれの中身をちょこっといじればすぐにできるよ」
「いや、でも時間がかかるのですが・・・」
「どれぐらいかかるの?」
「いや、あの・・・・・・結構かかると思うんですよ・・・」
「一時間ぐらいかかるの?」(このときの俺はすでに切れ気味。だって俺が前に教えてあげた方法だったら、一つのグラフに2分ぐらいの時間しかかからないし、
作るグラフは4つほどだけだし)
「あ、と、その・・・・そうですね・・・・・」
「もうわかった!早くデータちょうだい!俺がグラフ作ってくるから!」
「あ、はい・・・・」
といって、深くいすに座り、フーッとため息をつき、
コーヒーに口を付けて、また、フーッとため息をついて、動かない4回生。
「何休憩してるの!早くデータをちょうだいよ」
「あ、は、はい・・・・」
「じゃあ、グラフ作っている間に、このデータについて書ける部分だけでも書いておいてよ。」
「はい。」
グラフを作る俺。
・・・・・(5分ぐらいの時が流れる)
「はい、できたから」
「あ、ありがとうございます」
「それで、文章書けた?」
「いや、あの、その・・・・違う部分をやっていたので・・・・」
「は?もう、早くしないと提出時間が来るから。
他の部分の手直しはしなくていいから、
とりあえず全体を書ききってよ!」
・提出18時間前
その4回生は実機(実際に機械を動かしての実験。簡単に言えば、ロボットの実験)での実験だったため、実機の写真などについて俺が聞く、
「そういえば、実験したときの実機の動画とか、写真とか撮った?」
「あ、はい・・・・ちょっと待ってください・・・」
ここで、動画を俺に見せる。
基本的には論文には、デジタルビデオで撮った動画から、
画像ファイルをキャプチャーして貼り付けるわけで、
実際の実験環境を詳しく撮った画像でないと意味が無くなってしまうんだよね。
しかし、その4回生が俺に見せた動画は、
ロボットの真後ろからしか撮っていない
普通は、ロボットとロボットのいる環境を移さないと
何の実験やっているのかわからないのに、ロボットのドアップだけ。
「だめだこりゃ・・・・」(心の声)
「じゃあ、俺が絵で実験結果を書くから(この時点でねつ造疑惑が飛び交っても仕方がない)、どんな絵を描けばいいの?」
「あ、あの・・・・、ですね、えーっと・・・」
・・・・・・・
説明を受ける俺。
「わかった、描いてくるから」
ここで、俺が描いてあげた絵は、
PCで描くイラストです。
30分ぐらい経ちましたとさ
描いた絵を見せに行こうとしたら、
驚愕の事実が・・・・・
な、な、な、な、な、なんと
寝てました
そして、俺は萎えました。
「またかよ・・・・・」
・提出24時間前
「あのー、ですね・・・・絵の方をお願いしたいのですが・・・・・」
「ああ、いいよ。どんな絵?」
「このような絵を描いてほしいのですが・・・・・・」
その紙には、どうしろって言うんだ!
っていうような簡略化されすぎた絵が描かれていた。
「ん?これをどのように描けばいいの?」
「えーっとですね・・・」
・・・・・・
「オッケー、すぐに書いて持っていくから。」
30分ぐらいが、経ったとさ。
絵を見せようと席に向かう俺。
寝てました
そして、俺は萎えました。
・提出一日と少々前
その4回生以外は一通り書き終えて、
誤字脱字、また、内容的におかしいところを見てもらって、
修正する作業に入っていました。
しかし、その4回生は、
実験結果にすら手をつけていない。
はたまた、背景や目的もでたらめ。
今までに少しづつ見てもらって、
チェックしてもらった部分すら直していない状況。
そりゃそうですよ。
全然、研究室にきてないんですもの。
来たとしても、夜中の変な時間に来て、
何もせずに堂々と寝ていますし。
そこで、俺はこれは本当にやばいと思い、
注意を促しに行きました。
「とりあえず、全体を書き終えてから、
誤字脱字や内容のチェックをしないといけないから。
早く一通り書いてよ。」
と俺が言っている間、
「ふぁーーーー・・・あ、はい・・・」
「それで、それと、イラストを描くのは時間がかかるから、
書いてほしいイラストがあったら、俺に言ってくれればすぐに書くから」
「ふぁーーーあ・・・・・・、あ、は、はい・・・・・」
「書き終えないと提出できないんだから、
とりあえず、最低提出の9時間前には書き終えて。
チェックするから。」
「ふぁぁぁあああ・・・・・・・、はい。」
「じゃあ、書いてほしい絵があったら、すぐにいいに来てね。」
といって、自分の席に戻りました。
俺が話している間あくびをしっぱなし。
こいつ、聞いてるのか?
このときすでに夜中の2時過ぎ。
俺はその4回生がいつ描いてくださいと言いに来てもいいように、
自分の作業などをしながら起きていました。
朝五時ぐらいまで・・・・・・
「全然、言いに来ないな?」(心の声)
彼と僕との席の間には壁があるので、
向こうの状況がわかりません。
それで、見に行ったら。
寝てました
そして、俺は萎えました。
俺はそんな4回生のために、
この3日ほどの時間を使っていました。
つづく・・・
最近忙しくて全然書き込めなくてごめんね。
久しぶりに暇(というわけでもないんですが)な時間ができたし、
ちょっとしたネタができたので書き書きコキコキさせてもらいます。
前半は軽い愚痴、後半は重大発表と、最近の出来事ってな感じです。
まずは、前半。
そう、前にも言ったように、
今、研究室は卒論シーズンでして、
修士一年である僕には関係ないのですが、
4回生の卒論の手伝いをしてあげているのです。
それも、去年僕は上の人にたくさんお世話をしてもらったため
今年は自分が恩返しのつもりでしようと思ったし、
4回生にもいろいろいまして、アドバイスしても
「いや、こっちでいいんです。む、こっちの方でいきましょう!」
と、何の根拠もなく、自分の意見を押し通そうとする子、
そんな子は、最終的にこっちの意見を何も聞いてくれないので
「じゃあ、そうしなよ。でも、自分の考えをちゃんとまとめておかないと、後から大変だぞ。」と、アドバイスしておくのです。
そんな中、とんでもない子がいるのです。
ここからは時間を遡ってお伝えします。
・論文提出2時間前
ようやく、一通り書き終えたが、誤字脱字などのチェックもできず、
仕方がないので、ぼろぼろの論文をプリントアウト。
このときの俺の起きていた時間、
24時間以上、その4回生の起きていた時間20時間未満。
・論文提出6時間前
ここになって、論文に貼り付ける実験結果のグラフを作っていないと言う。
慌てる俺。しかし、慌てない4回生。
「いや、まてよ、前に(4時間ほど前)グラフの作り方を教えたはずだから、
5分もあれば作れるはずだ」(心の声)
「グラフなんて前に教えたからすぐ作れるから、早く作って、
それから、グラフの傾向を見ながら考察を書かないと。」
と俺が言っても、
「いや、結構時間がかかるんですけれども。」
「だから、前に俺がサンプルであげたグラフの作り方があるから、
あれの中身をちょこっといじればすぐにできるよ」
「いや、でも時間がかかるのですが・・・」
「どれぐらいかかるの?」
「いや、あの・・・・・・結構かかると思うんですよ・・・」
「一時間ぐらいかかるの?」(このときの俺はすでに切れ気味。だって俺が前に教えてあげた方法だったら、一つのグラフに2分ぐらいの時間しかかからないし、
作るグラフは4つほどだけだし)
「あ、と、その・・・・そうですね・・・・・」
「もうわかった!早くデータちょうだい!俺がグラフ作ってくるから!」
「あ、はい・・・・」
といって、深くいすに座り、フーッとため息をつき、
コーヒーに口を付けて、また、フーッとため息をついて、動かない4回生。
「何休憩してるの!早くデータをちょうだいよ」
「あ、は、はい・・・・」
「じゃあ、グラフ作っている間に、このデータについて書ける部分だけでも書いておいてよ。」
「はい。」
グラフを作る俺。
・・・・・(5分ぐらいの時が流れる)
「はい、できたから」
「あ、ありがとうございます」
「それで、文章書けた?」
「いや、あの、その・・・・違う部分をやっていたので・・・・」
「は?もう、早くしないと提出時間が来るから。
他の部分の手直しはしなくていいから、
とりあえず全体を書ききってよ!」
・提出18時間前
その4回生は実機(実際に機械を動かしての実験。簡単に言えば、ロボットの実験)での実験だったため、実機の写真などについて俺が聞く、
「そういえば、実験したときの実機の動画とか、写真とか撮った?」
「あ、はい・・・・ちょっと待ってください・・・」
ここで、動画を俺に見せる。
基本的には論文には、デジタルビデオで撮った動画から、
画像ファイルをキャプチャーして貼り付けるわけで、
実際の実験環境を詳しく撮った画像でないと意味が無くなってしまうんだよね。
しかし、その4回生が俺に見せた動画は、
ロボットの真後ろからしか撮っていない
普通は、ロボットとロボットのいる環境を移さないと
何の実験やっているのかわからないのに、ロボットのドアップだけ。
「だめだこりゃ・・・・」(心の声)
「じゃあ、俺が絵で実験結果を書くから(この時点でねつ造疑惑が飛び交っても仕方がない)、どんな絵を描けばいいの?」
「あ、あの・・・・、ですね、えーっと・・・」
・・・・・・・
説明を受ける俺。
「わかった、描いてくるから」
ここで、俺が描いてあげた絵は、
PCで描くイラストです。
30分ぐらい経ちましたとさ
描いた絵を見せに行こうとしたら、
驚愕の事実が・・・・・
な、な、な、な、な、なんと
寝てました
そして、俺は萎えました。
「またかよ・・・・・」
・提出24時間前
「あのー、ですね・・・・絵の方をお願いしたいのですが・・・・・」
「ああ、いいよ。どんな絵?」
「このような絵を描いてほしいのですが・・・・・・」
その紙には、どうしろって言うんだ!
っていうような簡略化されすぎた絵が描かれていた。
「ん?これをどのように描けばいいの?」
「えーっとですね・・・」
・・・・・・
「オッケー、すぐに書いて持っていくから。」
30分ぐらいが、経ったとさ。
絵を見せようと席に向かう俺。
寝てました
そして、俺は萎えました。
・提出一日と少々前
その4回生以外は一通り書き終えて、
誤字脱字、また、内容的におかしいところを見てもらって、
修正する作業に入っていました。
しかし、その4回生は、
実験結果にすら手をつけていない。
はたまた、背景や目的もでたらめ。
今までに少しづつ見てもらって、
チェックしてもらった部分すら直していない状況。
そりゃそうですよ。
全然、研究室にきてないんですもの。
来たとしても、夜中の変な時間に来て、
何もせずに堂々と寝ていますし。
そこで、俺はこれは本当にやばいと思い、
注意を促しに行きました。
「とりあえず、全体を書き終えてから、
誤字脱字や内容のチェックをしないといけないから。
早く一通り書いてよ。」
と俺が言っている間、
「ふぁーーーー・・・あ、はい・・・」
「それで、それと、イラストを描くのは時間がかかるから、
書いてほしいイラストがあったら、俺に言ってくれればすぐに書くから」
「ふぁーーーあ・・・・・・、あ、は、はい・・・・・」
「書き終えないと提出できないんだから、
とりあえず、最低提出の9時間前には書き終えて。
チェックするから。」
「ふぁぁぁあああ・・・・・・・、はい。」
「じゃあ、書いてほしい絵があったら、すぐにいいに来てね。」
といって、自分の席に戻りました。
俺が話している間あくびをしっぱなし。
こいつ、聞いてるのか?
このときすでに夜中の2時過ぎ。
俺はその4回生がいつ描いてくださいと言いに来てもいいように、
自分の作業などをしながら起きていました。
朝五時ぐらいまで・・・・・・
「全然、言いに来ないな?」(心の声)
彼と僕との席の間には壁があるので、
向こうの状況がわかりません。
それで、見に行ったら。
寝てました
そして、俺は萎えました。
俺はそんな4回生のために、
この3日ほどの時間を使っていました。
つづく・・・
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